TFN(Tax File Number)作成は無料でオンライン申請可能です。ワーホリ・学生ビザ・看護留学で働く人は必須です。申請方法、必要なもの、何日で届くか、ABNとの違い、作らないリスクまで分かりやすく解説します。
TFNとは?作成は本当に必要?
オーストラリアで働く予定があるなら、TFN(Tax File Number)の作成は必須です。ワーキングホリデー、学生ビザ、看護留学中のパート勤務など、「給与を受け取る」場合はTFNが必要になります。
結論から言うと、オーストラリアで雇用契約(Employee)として働く人はTFNを取得すべきです。
申請は無料で、オンラインで完結します。難しい手続きではありません。
ここではまず、TFNの基本と「自分は必要なのか?」を明確にします。
TFNとは何の略?(Tax File Numberの意味)
TFNとは Tax File Number(タックス・ファイル・ナンバー) の略で、オーストラリアの税務番号です。
日本でいう「マイナンバー」に近い存在ですが、用途は主に税務管理です。
・給与からの税金計算
・確定申告
・銀行利息の税率管理
オーストラリア税務局(ATO:Australian Taxation Office)が発行します。
TFNがないと働けない?
厳密には「絶対に働けない」わけではありませんが、TFNがないと以下の問題が発生します。
・給与に高い税率が適用される
・雇用手続きが進みにくい
・雇用主から早急な提出を求められる
多くの雇用主はTFNの提出を前提に採用手続きを行います。
そのため、働く予定があるなら早めの作成が基本です。
ABNとの違いをわかりやすく解説
TFNと混同されやすいのがABN(Australian Business Number)です。
違いは以下の通りです。
・TFN → 雇用契約(Employee)で働く人
・ABN → 個人事業主(Contractor)として働く人
ワーホリや学生アルバイトの多くはTFNが必要です。
ABNは、自分で税金を管理する必要があり、初心者にはハードルが高い仕組みです。
学生ビザでも必要?
学生ビザでアルバイトをする場合も、TFNは必要です。
授業時間外に働く場合、給与支払いのためにTFNを提出します。
学生だから不要、ということはありません。
看護留学・実習中でもTFNは必要?
看護留学(AINコース、HSAコースなど)で、実際に給与が発生する職場で働く場合はTFNが必要です。
ただし、
・無給実習のみの場合 → 不要
・パート勤務を開始する場合 → 必要
という違いがあります。
看護留学では途中からアルバイトを始めるケースも多いため、渡航後早めに取得しておくのが安心です。
TFN作成の方法【オンライン申請の具体的手順】
TFNは無料でオンライン申請できます。郵送申請や代行業者は不要です。申請自体は英語ですが、入力内容はシンプルで、落ち着いて進めれば難しくありません。
ここでは、実際の流れをステップごとに解説します。
TFNはどこで申請する?(ATO公式サイト)
TFNは、オーストラリア税務局(ATO:Australian Taxation Office)の公式サイトから申請します。
https://www.ato.gov.au/individuals-and-families/tax-file-number/apply-for-a-tfn
必ず「ATO公式サイト」から手続きを行ってください。
検索結果に広告や代行サイトが表示されることがありますが、TFN申請は完全無料です。
「Apply for a TFN」というページから進みます。
オンライン申請の流れ(入力ステップ解説)
基本的な流れは以下の通りです。
- ビザの種類を選択
- 個人情報の入力(氏名・生年月日など)
- パスポート情報の入力
- オーストラリアの住所入力
- 雇用予定の有無を選択
- 内容確認・送信
入力内容は難しくありませんが、パスポートのスペルは正確に入力することが重要です。
今はブラウザが翻訳してくれたりするのでそこまで難しい作業ではないと思います。
申請にかかる時間はどれくらい?
申請時間の目安は約10〜20分です。
途中保存はできないため、事前に必要情報を準備してから開始することをおすすめします。
インターネット環境が安定した場所で行いましょう。
英語入力で注意すべきポイント
注意点は以下です。
・名前はパスポート表記と完全一致
・住所は英語表記
・ビザ番号の入力ミスに注意
特にミドルネームの有無や順番に注意してください。
申請後の確認メールは届く?
オンライン申請後、確認画面が表示されますが、必ずしも即時メールが届くとは限りません。
申請完了画面はスクリーンショットを保存しておくと安心です。
TFN番号自体は後日郵送で届きます。
TFN作成に必要なもの【事前準備チェックリスト】
TFN申請はシンプルですが、途中で入力情報が分からなくなるとやり直しになることがあります。申請をスムーズに完了させるために、事前準備が重要です。
ここでは、申請前に用意すべき情報を整理します。
パスポートは必須?
はい、パスポートは必須です。
入力する情報:
・パスポート番号
・発行国
・有効期限
・氏名(スペル完全一致)
パスポート情報とビザ情報は自動照合されるため、入力ミスは避けてください。
ビザ情報の入力方法
申請時にビザ情報の確認があります。
通常は:
・ビザ種類(Working Holiday、Studentなど)
・入国日
を入力します。
オーストラリアのビザは電子ビザのため、紙のビザは不要です。
オーストラリアの住所は必要?
はい、オーストラリア国内の住所が必要です。
・シェアハウス
・学生寮
・Airbnb
いずれでも問題ありません。
TFN番号は郵送で届くため、確実に受け取れる住所を入力することが重要です。
銀行口座は事前に必要?
銀行口座はTFN申請時には不要です。
ただし、給与を受け取る際には銀行口座が必要になります。
TFN取得と銀行口座開設は並行して進めるのがおすすめです。
ビザ別|TFNは誰が対象?
「自分のビザでもTFNは必要?」という疑問は非常に多いです。
結論はシンプルで、オーストラリアで“給与を受け取る形で働く”なら、原則TFNは必要です。
ここではビザ別に整理します。
ワーキングホリデービザは必須?
はい、ワーキングホリデービザ(Subclass 417 / 462)の場合、TFNは必須です。
理由は以下の通りです。
・給与振込に必要
・正しい税率で課税される
・雇用契約時に提出を求められる
TFNがないと高い税率が適用される可能性があります。ワーホリ開始後、仕事を探す前に申請するのが基本です。
学生ビザでアルバイトする場合
学生ビザ(Subclass 500)でアルバイトをする場合もTFNは必要です。
オーストラリアでは学生でも合法的に一定時間働けますが、給与支払いは通常銀行振込で行われます。
そのため、雇用主からTFNの提出を求められます。
看護留学(AIN・HSA)で働くケース
看護留学中に有給で働く場合はTFNが必要です。
例えば:
・AIN(Assistant in Nursing)として勤務
・HSA(Health Services Assistance)で就労
・介護施設や病院でパート勤務
ただし、無給実習のみの場合はTFNは不要です。
将来的に働く可能性があるなら、早めに取得しておくのが安全です。
ABN契約ならTFNは不要?
ABN(Australian Business Number)契約で働く場合、TFNの提出は通常不要です。
しかし注意点があります。
ABN契約は:
・自分で税務管理を行う
・確定申告が必要
・労働者保護が弱い
ワーホリ初心者にはハードルが高いため、通常の雇用契約(TFN)で働くのが一般的です。
TFNは何日で届く?受け取り方法と注意点
TFNを申請した後、「いつ届くの?」「すぐ働ける?」という不安を持つ方は多いです。
特にワーホリや看護留学で早く仕事を始めたい方にとって、発行までの期間は重要です。
ここでは、TFN発行までの流れと注意点を解説します。
発行までの目安日数
TFNは通常、申請から約1〜4週間以内に発行されます。
多くの場合、10営業日程度で処理されますが、繁忙期や情報不備がある場合は遅れることがあります。
そのため、到着後できるだけ早く申請するのがおすすめです。
郵送で届く?メールで届く?
TFN番号はメールでは届きません。郵送のみです。
申請時に入力したオーストラリアの住所宛に、封書で送られます。
そのため:
・確実に受け取れる住所を入力する
・ポストに名前が表示されているか確認する
ことが重要です。
住所変更した場合はどうなる?
申請後に引っ越した場合、TFN番号が旧住所に届いてしまう可能性があります。
可能であれば:
・TFNが届くまで住所を変更しない
・転居予定があるなら確実に受け取れる住所を登録
することをおすすめします。
万が一届かない場合は、ATOへ問い合わせが必要になります。
まだ届いていないのに働ける?
はい、申請済みであれば、番号が届く前でも働くことは可能です。
雇用主には、
・申請済みであること
・番号が届き次第提出すること
を伝えます。
ただし、長期間提出しないと高い税率が適用される可能性があるため、早めの取得が重要です。
TFNを作らないとどうなる?リスクと税金の違い
「あとで作ればいいのでは?」「急がなくても大丈夫?」と考える方もいますが、TFNを作らないまま働くとデメリットがあります。
ここでは、実際に起こり得るリスクを具体的に解説します。
税率が高くなる仕組み
TFNを雇用主に提出しない場合、雇用主は最高税率で源泉徴収する可能性があります。
これは「税務番号未提出」として扱われるためです。
その結果:
・手取りが大幅に減る
・後から確定申告で調整が必要
という事態になります。
ワーホリでは生活資金に直結するため、早めの取得が重要です。
給与支払いへの影響
TFNがないと:
・雇用主が手続きを保留する
・給与処理が遅れる
といったケースもあります。
特に小規模事業者では、番号提出を強く求められることがあります。
雇用契約で不利になる可能性
正式な雇用契約を結ぶ際、TFN提出は基本事項です。
提出できない場合:
・信頼性に欠けると判断される
・採用が見送られる可能性
もゼロではありません。
オーストラリアでは税務管理が厳格に行われています。
罰金はあるのか?
TFNを申請しないこと自体に直接的な罰金は通常ありません。
ただし、税務申告を正しく行わない場合は問題になります。
重要なのは「罰金」よりも「税金面で損をする可能性」です。
ワーホリや看護留学中に働く予定があるなら、TFNは早めに作成するのが安全です。
TFN申請は無料?代行は必要?
TFN作成でよくある誤解が、「申請費用がかかるのでは?」「英語が不安だから代行が必要?」という点です。
結論から言うと、TFN申請は完全無料で、自分でオンライン申請できます。
ここでは費用と代行サービスの注意点を解説します。
申請費用はいくら?
TFNの申請は無料($0)です。
オーストラリア税務局(ATO)の公式サイトから直接申請する限り、費用は一切かかりません。
もし申請費用を請求される場合、それは代行サービスです。
有料代行サービスの注意点
インターネット検索では、「TFN申請代行」といった有料サービスが表示されることがあります。
しかし、
・入力内容は難しくない
・所要時間は10〜20分程度
・公式サイトで完結
という点から、通常は代行は不要です。
特にワーホリ・学生ビザの申請は比較的シンプルです。
詐欺サイトの見分け方
注意すべきポイントは以下です。
・ATO公式ドメイン(.gov.au)であること
・申請費用を請求しないこと
・クレジットカード情報を要求しないこと
TFNは税務番号であり、非常に重要な個人情報です。
必ず公式サイトから申請してください。
自分で申請するメリット
自分で申請すれば:
・費用がかからない
・個人情報を安全に管理できる
・手続きの流れを理解できる
ワーホリや看護留学では、今後も税務手続きが発生する可能性があります。
最初のTFN申請を自分で行うことで、オーストラリアの制度に慣れる良い機会になります。
よくある質問
ここでは、「TFN 作成」で検索する方から特に多い質問に、簡潔かつ実用的に回答します。
TFN申請はどこから行いますか?
オーストラリア税務局(ATO:Australian Taxation Office)の公式サイトからオンラインで申請します。
必ず「.gov.au」の公式ドメインであることを確認してください。
TFN申請方法はオンラインだけですか?
ほとんどのワーホリ・学生ビザ保持者はオンライン申請が可能です。
特別なケースを除き、郵送や窓口申請は一般的ではありません。
TFN オーストラリアとは何ですか?
TFN(Tax File Number)は、オーストラリアの税務番号です。
給与の税金計算や確定申告のために使用されます。
オーストラリアTFNとは何のための番号ですか?
主な目的は以下です。
・給与の源泉徴収管理
・確定申告
・銀行利息の税率管理
働く予定がある場合、ほぼ必須の番号です。
TFNは仕事を始める前に必要ですか?
理想は仕事開始前に取得しておくことです。
ただし、申請済みであれば番号が届く前でも働くことは可能です。
TFNは学生でも作るべきですか?
アルバイトをする予定があるなら必要です。
無給実習のみであれば不要ですが、将来働く可能性があるなら早めに申請しておくと安心です。
TFN申請後、何日で届きますか?
通常は1〜4週間以内に郵送で届きます。
繁忙期や住所入力ミスがあると遅れる場合があります。
TFNがまだ届いていなくても働けますか?
はい、申請済みであれば働くことは可能です。
番号が届き次第、雇用主に提出します。


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